2014年3月21日金曜日

空き家

 


先日、まちなかガイドの藤田さんから

一軒の空き家を紹介していただいた。







 





その家はかつて桶屋さんで

玄関から土間が続き、土間に沿って部屋が広がる

昔ながらのレトロな形式の立派な家。

しかし、築60年くらいは建っていると思われ大分老朽化が進んでいて

リフォームで現代の住宅のような性能までに近づけることは、

少し難しいレベルに達しているように感じた。






 



巻には現在多くの空き家が存在する。

とかく、空き家が多くなると「老朽化による倒壊」を危惧して

取り壊すという例がほとんど



巻の町もこの数年で、本当に多くの建物が姿を消した。

普段は目も留めていないような存在だったとしても

なくなって初めて、取り壊したあとの更地の風景を見て

やっぱり、寂しいと思ってしまう。







先月、長野の善光寺前に広がる「門前」という街で

開いた鯛車教室に参加させていただき

地元の方から善光寺付近の街をガイドしてもらった。








なんと言うか、
 

本当に面白いことになっていた!





もともと問屋街だった門前のまちは

古い蔵やレトロな商店が多く存在していたが

問屋業が衰退して、だんだんと空き家が増えていったそう。


でも、

その空き家が今、面白いことになっています!






 あるお宅は・・・
 
 

 
もともと問屋の倉庫として使われていた蔵をリノベーションし
住みながら、アートしながら、ものづくりしながら、カフェをしていたり・・・
 
「カフェ・マゼコゼ」さん
 
 

 



パスタがおいしい!バル「ORCA」さん
ここも木造の商店をリノベーション



 

 
 
 
巻の鯛車をつくり、飾っていただいている
雑貨屋兼、ケータリング
「ロジェ」さん



 
 
展示スペース兼、古本屋
自家製パンのカフェ、有機野菜とお惣菜の販売。
「粉門屋仔猫(カネマツ)」さん
 


 

 
 
 
国内最古級の木造の映画館
「長野松竹相生座・長野ロキシー」さん
 




 


ちょっとコアな作品から、昔の映画、もちろん今の映画も。
 

 


おいしいピザ屋さん 




 
これはほんの一部。




若い人たちが中心となって

空き家をリノベーションし、個性あるお店やシェアハウスとして改装、

古いものを残しつつ、新しい街に変っていく門前。






街の人それぞれが自分の街の良さを分かっている感じがところどころで伝わってくる







巻のまちの今後に、とても参考になった!







そして、

この家に再び温かい光が燈ることを祈って。






いつの日か、また










2014年3月8日土曜日

市日

 







先日、中吉川さんのアパートへ行く途中

中江通りを横切ると

巻の市場「五・十の市」が開かれていた。






市日に休みが重なるこそがあまりないのだけれど

久しぶりに見た市、その店の少なさに、

少し驚き、寂しかった。







 


いつもはずらりと並ぶ露天が


閑散としていて




前からある大判焼きのおじさんの話では

内野や吉田も市日で出ているから極めて少ないらしいが

事実、この「五・十の市」も年々露天が減ってきているのも事実。






もちろん変らずお店を出している露天もまだまだいっぱいあります





私が幼い頃、いつもおばあちゃんに手を引かれて

この市に連れて行ってもらっていたことを思い出すと

目の前の変ってしまった光景や、もう戻ってこない昔の時間、

やっぱり、寂しさを覚える。





四谷通り側はわりかしお店が多かった




100軒以上の露天が所狭しと軒を連ね

お菓子屋さんなんて、大きな雛壇みたいなところに

ずらりとお菓子が並んでいて、その雛壇の一番上のところに

お店のおばちゃんがニコニコと座っていたような記憶がある。

(当時の自分の身長が小さかったのもあると思うけれど
結構な高さのあった雛壇だった・・・)





あんな光景は、もうどこにも無いんだろうか。





素朴でシンプルな大判焼き。
本当においしかったです!







一日でいいから、またこの町でも当時のような規模の
市を開けたらいいなあと、見てみたいなあと思う。


そしたら「復刻版 五・十の市まちあるき」しましょう(笑)


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旬の野菜や果物、魚などや衣料品、日曜雑貨などを豊富に扱い、
住民から近隣の方までたくさんの人々に愛される市場。
日時 : AM8:00~PM1:00、毎月1日と、5の倍数の日に営業。
場所 : 中江通りで開設。
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まちなかガイド石田